日本各地で大雨によって様々な問題が起きてしまっていますね・・・

犠牲になられてしまった方々のご冥福を心より願うとともに、被災された方々の何よりも早い日常の復帰を祈っております。

 

ここ数年で日本の気候は大きく変わったような気がします。

こんなに雨すごくなかったと思いますし、

夏の酷暑もここまで酷くなかったと、記憶しています。

もう数年前の記憶で暑さ対策とか、

雨の対策をしていると、

想像を超える影響を受けてしまうかも知れません。

もう、気候も変化している、日本はどんどん変わっているんだっていう事実を認めて、

その変化に対応していかなければいけません。

 

昔は28度くらいの冷房をかけておけば夏を乗り越えられていましたが、

今は26~24くらいに温度設定をしなければ、

ペットが安全に過ごせる温度まで下がらなかったりしています。

壁が厚く温度を保ちやすいマンションに比べれば、

一軒家やアパートなどだとまた条件が変わります。

これで大丈夫、って言える情報ははっきり言ってしまえばありません。

自分自身で、自分とペットの過ごす環境に、どういった対策をすれば安全になるのかを、

ちゃんと把握しましょう。

家の作りや、エアコンの種類などでも全部違いますから。

うかつに雑な、こうすればOKって方法をやって後悔しないでください。

 

ちょっと話は変わりますが、

インターネットにある情報って、

すっごい雑です。

個体個体一つ一つは無視して、

群れとして、

雑に70%効果があるような方法を、

正しい方法として発信したりしています。

ある方法が、Aちゃんには効果があっても、Bちゃんには効果がないこともあります。

Cという病気にはこの薬を使えば治る。という情報は間違っていないかも知れませんが、

その子はCという病気とDという病気があったので、その薬だけでは治らなかったなんてことだって充分にありえます。

日常の診療でだってそんなこと少しも珍しくありません。

よく我々が聞く言葉として、

 

後医は名医

 

という言葉です。

あとから見た医者は、前の医者が調べたことや、

薬に対する反応などを含めて診察をすることが出来ますので、

より進んだ場所から診療を始められます。

 

私個人としても、

限界はありますが、

基本的に前にかかっていた医者、我々で言えば獣医師のことを悪くいう人間は好きじゃありません。

私自身も、後医は名医って言葉があるんですよ。ってお話して、

悪くいうことはありません。

別に養護してるとか、かばい合ってるとかではありません。

事実ですから。

この治療をして良くなっていないなら、なにか別の問題があるんだろう、

そうやって深堀りしていくんです。

同じ獣医師が診療を行っているときだって、

そうやって診療を進めることは全く珍しくありません。

ドクターホッパーと呼ばれる医者を転々とする方々が居ますが、

この事実を知っていないと、

長い目で見て本当に損します。

疑問点が有れば、最初の獣医師にちゃんと聞いてみましょう。

それを嫌がる獣医師がいるなら、それは養護する気もありません、獣医師が悪いと思います。

なんにせよ、病気は一瞬で回復するわけじゃありません。

風邪だって、薬飲んで翌日には楽になるときも有れば、

数日寝込むことだってあります。

千差万別のことを、雑にまとめて考えるのをやめましょう。

分母を大きく話す人は、大体馬鹿ですから。←こういう分母を大きく話す人には気をつけましょう。

 

話を戻すと、

雨の日は気持ちが盛り上がらないことがあります。

それはふつうのコトなので、

あまり落ち込みすぎないようにしましょうね。

 

梅雨がすぎると、夏が来ます。

熱中症に気をつけましょうね。

熱中症にならないまでも、

熱による消耗にも気をつけましょうね。

ペットだけじゃなく、人間もです。

ただでさえ疲弊したり悲観的になりやすい社会情勢ですからね……

 

頑張りすぎない程度に、やっていきましょう。

 

ではまた!!