最近、多頭飼育崩壊や、劣悪環境ブリーダーなど、

動物界隈ではマイナスなお話が続いております。

いや、はっきり言ってしまえば、

愛護のために活動されている方々にとっては、

これが日常なのかも知れませんね。

我々が日々同じ時間を過ごし、

家族の一員として生きている動物たち。

いろいろな場所で出会って一緒に過ごしているとおもいます。

私は、どんな由来であっても、

動物には1ミリも罪はありませんし、

動物たちを大切にしている飼い主様たちには罪が有るとは思っていません。

どうように、

どこで動物と出会って家族を迎えたとしても、

そこに上下が有るなんて全く考えていません。

これは最初に申し上げておきます。

 

それでもね、

動物業界、

いろいろと、

哀しい面があることは事実です。

冒頭に書いたとおり、

多頭飼育崩壊、

悪質なブリーダー、

愛護活動をしていた人たちが劣悪な環境で保護していたり。

本当に頑張ってくださっている多くの人達もいる一方、

問題はいつまでたっても無くなりません。

哀しいですね・・・

どうすればいいのか、

明確な一つの答えがある問題ではないと思います。

様々な問題が複雑に絡み合って、

全く動かなくなってしまっている。

そんな状態だと思っています。

それでも、

ほんの少しづつでも変わっていけば良いんですけど。

まずは多くの人が、

客観的な事実を知ることからだと思います。

事実を知って、どう考えるかは個人の問題です。

でも、

知らないことは、いけない。

やはり、知らないといけないと思います。

 

いけないかな・・・?

辛いと言うか、

なんか、いろいろなものに対する味方や考え方が変わってしまうので、

それは、

人生が変わってしまうので、

それを、

知らないといけない、

と、

押し付けるべきなのか、

私は、

わかりません。

 

私は、

知ったほうが良い、

知るべき。

って感じました。

もちろんすべてを知ってるわけじゃないですけどね、

日々の仕事に追われる毎日、

見なければいけない本や情報に溢れていて、

さらに、

そういった、

見るのが非常に辛い現実と向き合うってのは、

なかなか出来るものじゃありません。

そういったまさに現場で、

必死に頑張っている方々には尊敬の念を持ちます。

同時に、いろいろな場所で見られる対立は、

非常に悲しくなります。

たぶん、考えていることは動物の幸せという方向なんです。

ただ、アプローチが異なっていたり、

視点の方向の違いから

あまり意味のない対立、

場合によっては敵対してしまっていたりします。

争う場所はそこじゃないし、

闘う相手もそこじゃない、

って思うことはよくあります。

問題解決までのプロセスは、

こんなにも遠いんだなと、

ため息が出ます。

求めているものが同じでも、

考え方の違いで敵対まで行ってしまうとか・・・

本当の敵を相手にする前に味方で争ってどうするんだか・・・

仲良くしようぜ。

 

問題点を知ることは大事ですが、

情報源には注意してください。

目線がどこに置かれてこの情報が発信されているのか、

何を目的で情報発信がされているのかは把握しましょう。

情報の鵜呑みは危険です。

情報に加えられたバイアスを紐解いて、

情報を理解して、

それから自らの頭でその情報を処理して理解する。

何よりも大事な作業を他人に任せないでくださいね。

これからも、

私は広く情報を集めて、

出来る限りフラットに、客観的に、

情報を処理して理解していきたいと思っています。

 

皆様も、少しだけ、知ろうとしてみませんか?

 

ではまた!!