先に断っておきますが、
動物には一切の罪はありません。
また、
現在ティーカッププードルを飼育されている方や、
スコティッシュフォールドを飼育されている方を攻撃する意図もありません。
そんな後ろ向きで生産性のない行動ではなく、
未来に向けての話をしたいと思っています。
現在や、過去の話にして、
勝手に代弁することのないようによろしくお願いいたします。
影響力がある人の発言で、
社会の風がガラッと変わることがあります。
特にインターネットやSNSが発達して、
インフルエンサーと呼ばれる影響力の大きい人が台頭してきた今の社会では、
無視できない本当に大きな動きだと思います。
今回は、2ch(にちゃんねる)の創設者でも有るひろゆき氏のTwitterでの発言から端を発しています。
「スコティッシュフォールドは『猫種』と捉えるのではなく、『病気の猫』と見るべきだ。そんな猫が日本では人気ナンバーワンというのは、かなり深刻な状況と言える」
折れ耳は、骨軟骨異形成症の症状。重症化すれば、骨瘤ができ、歩く際に脚を引きずるようになる病気だ。https://t.co/PFtuRsVbEg— ひろゆき (@hirox246) September 24, 2021
こちらの発言ですね。
私も、概ね同意です。
スコさんの骨瘤による治療の出来ない痛みに悩まされた獣医師は、
少なくないと思います。
足を曲げることも出来ず、
ただ生きているだけで激しい痛みを抱えてしまう。
それは、もう、辛いですよ。
飼い主様も本当に辛いと思います。
どうしようもできない自分自身にもため息が出てしまいます。
対症療法も、ずっと続けるわけにはいきません・・・
ほんとうに、辛いんです。
このような問題は、
もっと正面から向き合って考えていかなければいけないと思います。
動物の福祉は、どんどん変化しています。
前時代的な考え方のまま、
繁殖させて広めていくことは、問題ありませんかね?
かわいい、と言う理由で、こういった問題を引き起こす可能性を高めていいものですかね?
ティーカッププードルのように、かわいいという理由のためにどんどん小型化させていくのって、
何のためですかね?
外観の美醜のために、生体の問題から目をそらして繁殖を行って、
商品として販売することの問題から目をそらしてはいけないと思います。
供給する側、需要する側、そして、そこに関わる人間は、
もっと真剣にこういった問題と向き合って、
真剣に考えていかなければいけないと思います。
種の保存としてのブリーディングは、否定しません。
自然の摂理的なものからは離れてしまうのかも知れませんが、
動物園とか純血種の保存は意義があると私は考えています。
厨二病患者的な発言をするなら、
地球という星のことを考えたら、
人間は寄生虫かがん細胞だと思わなくもないタイプなので、
寄生獣とか大好きな人間です。
最高ですよあの漫画。
Amazonアフィリエイトをさらっと貼って沼に落とすスタイルです。
基本的に、人間のエゴですよね。
自然保護も、動物保護も、
でも、
私は好きです。
人間らしさを形成しているのは、
他者への優しさだと思っているので。
社会全体への利益不利益は考えなければいけませんけどね・・・
人間は罪深い生き物ですよ。
ほんと。
ペット関連であれば、しっぽの声もいいと思います。
あの話題作である獣医ドリトルを書いた人が書かれています。
隙き有れば布教活動をするのが私という生き物です。
ちょっと後半脱線していますが、
ペットに関わる全ての人間は、
今まで正面からがっぷり四つに向き合ってこなかった問題と、
目を合わせなければいけないと思います。
そして、
本当に、全体としての良い答えを追い求めて、
みんなで努力していかなければいけない時代になったんだと、
変化していかなければいけません。
みんなで考えましょう。
何かを攻撃したり避難するような非生産的で無意味で醜悪な行動ではなく、
よりよい世界を作るための前向きな行動をしていきましょう。
戦っていても何も変わりません、
手を取り合って、みんなで変えれば、きっと変わります。
私はそう信じています。
青臭いことをいいますが、私の本心です。
ではまた!!