年末年始、

動物病院も空いている場所は少ない。

そんな時にペットが病気になったら不安ですよね。

避けられない症状もあるかもしれませんが、

年末年始に起こりやすい症状と、

その避けられる原因を知っておくことで、

良かれと思ってペットの健康をそこなってしまう行動を避けましょう!

 

1.普段と違う食事を与えてしまう+少し豪華な食事を与えてしまう

年末年始は人間はお祝いムードです。

ペットにも少し贅沢なものや、

おすそ分けをしてしまいがちです。

動物は、比較的同一のものを食べ続けることに胃腸が慣れているので、

普段食べないものを口にするだけでも胃腸の調子を崩してしまうことがあります。

そこに加えて、

少し豪華なものというものは、

たいてい脂質が多い、油っぽいのです。

脂、油、人間にとってはごちそうですが、

ペットにとっては時に牙を向きます。

確かに嗜好性は上がりますが、

下痢や嘔吐、場合によっては膵炎など命に関わる症状を起こしてしまいます。

ペット用と作られた商品の中にも、

信じられないかもしれませんが、

危険な物もあります。

確かに害になる物は入っていませんが、

そのバランスの関係で下痢を起こしたり、

膵炎を起こしたりする物があります。

避けようもないとは思います。

いつもの食事に、少しだけ柔らかく茹でたささみを添えてあげるくらいにしたほうが、

健康的にはいいんじゃないかと思います。

 

2.人間の警戒心が薄れる

一年間仕事を頑張って、

ようやく長期に休みが取れた年末年始、

人間も気が緩みます。

そして、1番と絡みますが、

豪華な食事やお酒など、

家の中に珍しいものが多くなりがちです。

そして、年末年始はごみ問題が起きます。

普段よりも長く家の中にゴミなどを置いて置かなければいけない。

結果として、誤嚥、誤食、中毒が増えがちです。

前述の油っぽいもの、

串、骨、アルコール、にんにく、玉ねぎ、チョコレート、etc.

注意が薄れて、夜中にゴミを漁られて、

朝には嘔吐物が家中に……

そんな事が起きないように、

人間が最低限のお片付けはしっかりとやってあげてくださいね。

 

3.環境の大きな変化

年末年始を実家に帰ったり、

または人が多く集まったりと、

ペットを取り巻く環境が大きく変化することがあります。

普段動物と触れ合わないような子供によるパワフルなスキンシップ、

気候が違うほどの場所の変化、

朝から夜まで人が出入りする環境。

もしかしたらペットにとっては想像以上のストレスになってしまうかもしれません。

慣れていない人間が不適切な扱いをしてしまう可能性、

また、ペット自身の性格によっては他の人間がいるだけでもトイレにも行かなくなってしまったり・・・

個々の性格にはよると思いますが、

いつもどおりの落ち着いた環境をできる限り作ってあげるようにしてください。

 

急な病気になってから病院を探すとなかなかうまく行きません。

事前に年末年始も診療を行えるような病院を探しておくことも大事です。

連絡もなく突撃して、

空いてなくて見てもらえなかった☆1とかの口コミをするようなことにはならないでくださいね。

 

皆様に、よい年越しと素晴らしい新年が訪れることを祈っております!

 

ではまた!!