ゆで卵は生卵には戻りません
今年も繰り返し伝え続けます。
熱中症は、なってから治す病気ではありません。
熱中症にしないことで防ぐ病気です。
どこまでなら熱中症にならないの?
熱中症のサインは?
みたいな話はいりません。
できることをすべてやれば、
ちゃんと熱中症は防げます。
熱中症になりそうな行動をして、
サインが出たら止める。
そういう話ではないんです。
サインさえも出させないで、
熱中症になる環境を作らない。
熱中症のサインが出ている状態はすでにダメージが出ている状態です。
基礎疾患や老齢であれば、
それが命取りになっていきます。
熱中症のサインさえも出させないでください。
日中日が出ているときに散歩はやめましょう。
日の出前か、日が沈んでからアスファルトなどが十分に冷えてから散歩をしましょう。
散歩で過剰な運動は止めましょう。
日が沈んでいてもベースの気温が高い状態で、
激しい運動を行えば体温が上昇し下がりにくい環境ができてしまいます。
運動は涼しいと感じられる場所で行いましょう。
高温環境になる閉鎖空間に放置は絶対にやめましょう。
もう、ペットのためです、諦めて24時間エアコンをきちんと涼しいレベルに入れてあげてください。
日中にどれくらいの温度になるのか把握してください。
弱めの冷房を入れて、人が仕事などでいない日中、
想像以上に高温になっていたりする可能性があります。
個人的にはペットカメラのようなもの、今では高くないので、
そういった物を利用して、
カメラの画角の中にやすいのでいいので温湿度計が見えるようにしておくといいと思います。
もちろん、しっかりとした環境モニターがあるに越したことはないですが、
思わぬ高温環境の発見には千円程度の温湿度計で十分だと思います。
真夏はしっかりとエアコンを効かせますが、
まだ、大丈夫だろ?
って時期の急に暑くなってしまった日が落とし穴です。
早めの管理を心がけてくださいね。
車の中はエアコンを強く使っても直射日光でエアコンが負ける可能性があります。
動物だけ車の中で放置するのはエンジンがかかっていても止めましょう。
水分補給はいつでも可能な状態にしてください。
ただ、水分を大漁に接種した場合は運動を避けてください。
胃の中の水が運動によって揺れて、最悪胃が捻転を起こします。
これは、熱中症に限らず日常からです。
食事や飲水は散歩のあとにしてあげてください。
日本の気候は明らかに変化しています。
暑くなってます。
こんな時期にここまで暑かったか?
と思ったり。
いや、夏はここまで厳しかったか?
と思うこと、毎年増えている気がします。
過去の記憶で暑さ対策は危険です。
機構の変化もありますが、
動物も年を取ってきます。
高齢になれば、
若い頃は耐えられたダメージに耐えられなくなります。
持病なども増えてくれば余計です。
熱中症は、治療不可能なダメージを受けてしまえば、何をしても助けられない非常に恐ろしい病気です。
一方で、飼い主様の管理によって100%防げる病気でもあります。
何度でもいいます。
熱中症は、きちんと管理すればかからない病気です。
リスクのある行動は避けましょう。
初期症状を早く見つける前に、
リスクになるような環境から離れましょう。
どれくらいなら大丈夫?
とか、いりません。
危険な行動はやめてください。
未だに熱い日中に散歩している人を見かけると、
殺したいのか?
と思ってしまいます。
本当に、本当に、本当に、
熱中症を0にしましょう!
正しい知識が広まれば、無くせる病気です。
・・・まぁ、人間でも防げてないので、現実的には難しいのもわかっていますが・・・
私は今年も言い続けます。
熱中症を0にしましょう!